危険なパイプライン・・・

今日は予想通り、パイプラインのコンテストが開催された。 エフカイビーチパークのパーキングに着くと、ベテランプロボディーボーダー&Team BodyGloveの溝口ツインズがちょうど海から上がってきていた。http://www.mtwinsroom.com/contents.html コンディションを聞くと、二人とも笑顔で「いいよぉ☆」 と言うので、波チェックせず、とりあえずパドルアウトすることに。 ビーチへ着くとビックリ。いつもコンテスト直前は満員御礼の海が、なんとサーファーガール1人、ボディーボーダーガール3人しか入っていない。 ラッキー☆と思い入ると、その理由がわかった・・・ 3-4ft++(頭オーバー~頭半++)でドカッポレ。ウェストとノースイーストの二つのうねりがぶつかるので、ホレた波の出口もふさがれていた。 そうだぁ・・・溝口ツインズはハードコンディションが大好きだった。以前も10ftぐらいあるパイプ攻めて、すごいワイプアウトしても笑顔だったもんなぁ・・・不覚・・・ まぁ入ってしまったし、とりあえず波に乗ろう! 2~3本小さめのに乗るものの、これは危険だとすぐ察知。帰ろうかなぁと思うと、レア(ドーソン)が入ってきて、セットの波に「Go! Mimi Go!」と言っている・・・ 絶対無理!とためらうと、なんと彼女が行った・・・・ 狂ってる・・・・ 上には上がいるものだ!と実感。それからはファン・サーフ、レアが入ってきて熱くなった。お互いにプッシュし合える存在がとてもうれしい☆ 2006年に私がパイプラインで準優勝したときの勝者はレア。レアはパイプラインのコンテストを2冠しているほか、ショートボード部門でも2年連続ファイナルに残っている本当にすごいサーファー。 負けるのに全く不服のない相手で、私はとても大尊敬している。 海から上がりシャワーまで道のり、次々に「Crazy!」と言われたけれど、私から見て一番のクレイジーはレアだと思う。 コンテスト関係者から聞いたところ、今日のようなコンディションでのロングボード部門の開催は避けたいらしい。今日はボディーボード部門のみ。 安全第一だけど、今日みたいなほうが私には有利だな。 写真は:①コンテストの壁画。何気に今流行りのヘザー・ブラウンの作品。 ②この大会を現実にしてくれている、コンテスト・ディレクターのベティー・デボリト。心から感謝です。 ③狂っているスーパー・サーファー、レア・ドーソン。 ④ビッグウェーバーの溝口ツインズ。笑顔がいつも素敵☆